Ooyala Flexハードウェア仕様

Ooyala Flexハードウェア仕様は、Ooyala Flex構築の一環として使用が推奨される一連の提案です。

ハードウェア

以下は、Ooyala Flexにおけるハードウェア/クラウドリソースのプロビジョニングに関する大まかなガイドラインです。

Ooyala Flexマネージャーノード:

• 4 CPU

• 4GB RAM

• 50GBディスク空き容量

Ooyala Flexインデックスノード:

• 2 CPU

• 4GB RAM

• 50GBディスク空き容量

Ooyala Flex公開ノード:

• 2 CPU

• 4GB RAM

• 50GBディスク空き容量

Ooyala Flex転送ノード

• 2GB RAM

このノードのディスク空き容量プロビジョニングは、取り込まれるアセットの最大サイズによって異なります。転送リソースノードは転送中のすべてのファイルをローカルに保存するため、転送される最大アセットおよびその他のファイルを保存できるだけの容量が必要となります。ファイルシステムおよびアプリケーションのオーバーヘッドは20GB以内です。したがって、たとえばアセットが10GB未満で、3ファイルを超える並行転送取り込みを行わない場合、50GBで十分となります。大きめのファイルを定期的に処理する場合は、最低50GBのプロビジョニングが推奨されます。

ストレージ

Ooyala Flexはレジリエントな設計となっていますが、それゆえストレージもレジリエントなものを選択する必要があります。たとえば、以下の形が可能です。

• レジリエントNAS/専用アプライアンス(EMC Isilon、Oracle ZFS Storageなど)

• NetApp CIFS + NFS共有

• Amazon S3

Ooyala Flexノードではインデックスおよびクラスタリング関連のその他のファイルを保存するため、ノード間で共有されたストレージが必要となる点に留意してください。これについてはクラウドストレージ(Amazon S3など)は使用できず、パフォーマンス上の理由からNFS共有が強く推奨されます。Ooyala Flex環境をAmazon AWSやRackspaceなどのクラウド環境上に設定する場合は、単一障害点がないようにする必要があります。EBS(Amazon)およびCBS(Rackspace)には一度に1つのサーバーからしかアクセスできません。これに対して考えられるソリューションの1つは、GlusterFSなどのクラスターファイルシステムを使用することです。ただし、これはOoyalaによりテスト済みではなく、あくまでも提案となります。

レジリエンス

Ooyala Flexのレジリエンスのもう1つの側面として、すべてのノード(インデックスノードを除く)はクラスターまたは他ノードの障害に影響されない独立ノードとして実行されます。そのため、可能であれば、ノードを異なるホスト(VMware)や異なるAvailability Zone(Amazon)などに分割することが強く推奨されます。同等の簡易化されたベアハードウェアでは、交差接続された個別のネットワークスイッチを使用します。

ネットワーク構築

以下は、Ooyala Flexのフルスタック(マネージャー、公開、転送リソース)のネットワーク設定に関する大まかなガイドラインです。

Ooyala Flex Consoleにレジリエントなエンドポイントを提供するため、ロードバランサーの使用が推奨されます。ApacheおよびCARPを使用して専用ロードバランサーなしで設定することも可能ですが、特定のホスト/クラウド環境(Amazonなど)ではCARPは使用できません。Ooyalaは、Riverbed SteelApp(旧Stingray)ロードバランサーの使用を推奨できます。また、AmazonのELBソリューションでもOoyala Flexを正常に実行できることを確認済みです。Amazonで設定する場合、Ooyala Flex Consoleと公開エンドポイントの2つのELBインスタンスが必要となる点に留意してください。

環境をロックダウンする場合、推奨されるソリューションはDMZにロードバランサーとFTPリソースノードを設置することです。Amazonにデプロイする場合、DMZにNATインスタンスも必要となる可能性があります。

• 転送リソースノードは、FTPを介して直接アクセスされる必要があります(TCPの代わりにUDPを介した「高速転送」を使用する場合)。

• マネージャーノードおよび公開ノードは、公開に使用する場合、CDNへのアウトバウンドアクセスが必要です。

• 公開および転送リソースノードは、(負荷を分散した)Ooyala Flex Consoleエンドポイントを使用してマネージャーと通信する必要があります。マネージャーはHTTPを介して公開エンドポイントおよびすべての転送リソースノード(これらは共有エンドポイントを持たず、クラスターではなく単なる冗長ペア)と通信します。

アウトバウンドアクセスを完全にロックダウンしたマネージャーのみのOoyala Flexスタックを実行することも、まったく問題なく可能です。ただし、Ooyala Flexをデプロイする唯一の方法はOoyalaのNEMデプロイツールを使用することであり、そのためにはOoyalaのパッケージおよびSVNレポジトリへのアクセスが必要となる点に留意してください。Ooyalaでは、ご要望があればそのためのVPNアクセスを提供しています。

データベース

Ooyala Flexはリレーショナルデータの保存のためMySQLを利用しています。DBソリューションのために多量のメモリをプロビジョニングすること、および、可能な限り多くをInnoDBバッファプールで利用可能とすることが推奨されます。さしあたり8GBのRAMから開始するのが望ましいでしょう。何百というアセットを毎日取り込む、あるいは複雑なワークフローを実行することが予期される場合は、利用可能なRAM容量をすぐに超えてしまう可能性があるため、データベースにはSSDストレージソリューションが強く推奨されます。

レジリエンスについて現在サポートされている唯一のソリューションは、レプリケーションスレーブを使用して、メインDBサーバーに何かあった際にはそちらにフェイルオーバーすることです。マスターDBで障害が発生した場合は、スレーブDBからOoyala Flexを実行できなければなりません。そのため、マスターと完全に同一のリソースをプロビジョニングする必要がある点に留意してください。Ooyala FlexはMySQL 5.6+およびInnoDBストレージエンジンのみをサポートしています。NDB MySQL Clusterソリューションは使用できません。レプリケーションスレーブを使用する場合は、MySQL binlog形式をROWに設定する必要があります(デフォルトはSTATEMENT)。

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