プロファイルタイプ

プロファイルは構成詳細情報の保存に使用される「テンプレート」です。Ooyala Flexでは2種類のプロファイルが利用でき、その詳細を下記に示します。

検証プロファイル

対象ファイル構造メタデータ値に対するアセットの検証に使用されます。検証プロファイルは一部の検証アクション内からだけでなく、インボックスからも入力メディアファイル検証のために参照されます。検証動作中、Ooyala Flexは検証プロファイルをアセットから抽出された技術的な各種メタデータ(ビットレート、フレームレート、コーデックなど)と比較し、検証プロファイルルールに適合しているかを確認します。

検証プロファイルには2種類あります。

  • メディア検証プロファイル:メディアアセットタイプの検証に使用されます。
  • 画像検証プロファイル:画像アセットタイプの検証に使用されます。

複合型とパターンマッチング

スクリプトと同様に、Ooyala Flexの検証プロファイルは複合型に対応しています。そのため、数値フィールドに値を入力する代わりに演算子を入力してより強力なマッチングを実行できます。また、スクリプトを文字列フィールドおよびテキストフィールドにも使用できます。

利用できる演算子は次のとおりです。

演算子 説明 例

..下限値から上限値までの範囲 20..30

> マッチした値が与えられた値よりも大きい >35.0

< マッチした値が与えられた値よりも小さい 65.3<

| 「or」演算子。マッチした値が指定値のどちらかでなければならない 65|64

!「!」演算子。マッチした値が指定値以外でなければならない !65

* あらゆる値がマッチするワイルドカード

29834

トランスコードプロファイル

トランスコードプロファイルを定義するために使用されます。トランスコードプロファイルは、アセットのファイル形式を別の形式に変更する際に使用されます。トランスコードジョブがトランスコードリソースに委任される際に発生する必要のあるトランスコード処理のタイプを指定するため、トランスコードプロファイルは一部のトランスコードアクション内から参照されます。

注:

プロファイルは事実上、システムにより生成されるメタデータスキーマであり、構成テンプレートの保存ために使用されます。

メディアトランスコードプロファイル

注記:このテンプレートは文字列フィールおよびテキストフィールドのスクリプト値にのみ対応します。

プロパティ:

Table 1.
フィールド 説明
Icon プラグインアイコン
Supports Scripting この構成がスクリプトをサポートするかどうか
Scripting Context asset, job

スクリプトのコンテキストからどのOoyala Flexオブジェクトを参照できるか

構成:

Table 2.
フィールド フィールドタイプ 必須 多重性 説明
トランスコードエンジン transcode-engine 0.1 このプロファイルに必要な特定のトランスコードエンジン
Transcoder Profile Name string 0~1 トランスコーダーの特定プリセット/プロファイル名
Transcode Profile Template file 0~1 トランスコードプロファイルはアップロードされたテンプレートに基づいています
Configured Profile complex 0~1 トランスコードプロファイルは構成に基づいています
Sources complex 1~* ソースアセットに関する情報
Source Asset Context string   ソースアセットへのアセットコンテンツ階層参照
In string    
Out string    
Source Transformations complex    
Deinterlace complex 0~1 インターレースソースをデインターレース
Deinterlace Method transcode-deinterlace-method    
Threshold string    
Cropping complex 0~1 ソースビデオをクロップ
Top (px) integer    
Bottom (px) integer    
Left (px) integer    
Right (px) integer    
Frame Rate Conversion complex 0~1 フレームレートを可変から固定に変換
Conversion Frame Rate (fps) transcode-frame-rate    
Pixel Aspect Ratio Conversion complex 0~1 ビデオのレポートされたアスペクト比を修正
ピクセルアスペクト比変換(例: 4:3) string    
製品 complex   製品に関する情報
形式 transcode-format    
Format Variant transcode-format-variant    
Output complex   出力に関する情報
File Options complex 0~1 各種ファイル出力オプション
File Option complex 0~* ファイル出力オプション
File Option Name string    
File Option Value string    
Video Streams complex 0~1 ビデオに関する情報
Video Stream complex 0~1 ストリームに関する一般情報
ビデオコーデック transcode-video-codec    
Video Bit Rate string    
Video Frame Rate (fps) double    
Video Width (px) integer    
Video Width (px) integer    
ピクセルアスペクト比(例: 4:3) string    
Interlace Format transcode-interlace-format    
Video Options complex 0~1 各種ビデオコーデックオプション
Video Option complex 0~* ビデオコーデックオプション
Video Option Name string    
Video Option Value string    
Video Transformations complex    
Video Fade complex 0~1  
Video Fade-In (sec) string    
Video Fade-Out (sec) string    
Overlays complex    
Graphic Overlay complex 0~*  
Image image   トランスコード用のオーバーレイ画像
Start Time Code string    
End Time Code string    
Fade-In Duration (sec) integer    
Fade-Out Duration (sec) integer    
X Position (pixels) integer   ピクセル単位の水平方向オフセット。「0」は左端を表し、値を増やすと右方向へ画像がオフセットされます
Y Position (pixels) integer   ピクセル単位の垂直方向オフセット。「0」は上端を表し、値を増やすと下方向へ画像がオフセットされます
X Scale double   横倍率。例:1.0は実際のサイズ、0.5はその半分、2.0は元のサイズの2倍です。
Y Scale double   縦倍率。例:1.0は実際のサイズ、0.5はその半分、2.0は元のサイズの2倍です。
透明度(0.0-1.0) double   0.0は完全不透明、1.0は完全透明
Text Overlay complex   0~*
Text string    
Start Time Code string    
End Time Code string    
Fade-In Duration (sec) integer    
Fade-Out Duration (sec) integer    
X Position (0.0-1.0) double   0.0は画面左端、1.0は画面右端
Y Position (0.0-1.0) double   0.0は画面上端、1.0は画面下端
Horizontal Alignments complex 1  
Horizontal Alignment single-option   水平方向アラインメント
Vertical Alignments complex 1  
Vertical Alignment single-option   垂直方向アラインメント
透明度(0.0-1.0) double   0.0は完全不透明、1.0は完全透明
Font string    
Size (0.0-1.0) double    
Red Colour Component (0-255) integer    
Blue Colour Component (0-255) integer    
Green Colour Component (0-255) integer    
Shadow (0.0-1.0) double   0.0は無発光、1.0は発光度最大
Hard Shadow boolean    
Background Enabled boolean    
Media Expansion complex 0~1  
Add Pre-Roll Frames integer    
Add Post-Roll Frames integer    
Field Order Shift complex 0~1  
Field Order Shift single-option   フィールドオーダーシフト
Audio Streams complex 0~1 音声に関する情報
Audio Stream complex 0~1 ストリームに関する一般情報
音声コーデック transcode-audio-codec    
Sample Rate (kHz) double    
Audio Bit Rate string    
Bits Per Sample integer    
チャンネル integer    
Audio Options complex 0~1 各種オーディオコーデックオプション
Audio Option complex 0~* オーディオコーデックオプション
Audio Option Name string    
Audio Option Value string    
Audio Transformations complex    
Audio Fade complex 0~1  
Audio Fade-In (sec) string    
Audio Fade-Out (sec) string    
Channel Mapping complex 0~1  
Channel Mapping Left string    
Channel Mapping Right string    
Channel Mapping Centre string    
Channel Mapping Rear Left string    
Channel Mapping LFE string    
Audio Gain complex 0~1  
Gain (dB) double   オーディオゲイン
Normalise boolean    
Loudness Adjust complex 0~1  
Gain (dB) double   ゲイン(dB)
ITU BS 1770 complex 0~1  
Target Perceived Loudness (LKFS) double   ターゲット知覚ラウドネス(LKFS)
Restrict Peak Level complex 0~1 ピークレベル(dBFS)
Peak Level (dBFS) double    
Static Image image 0~1 トランスコード用の静的画像

トランスコードジョブの振る舞いを管理する一般的な方法は上記のトランスコードプロファイルを設定することです。トランスコードプロファイルをより下位レベルで操作するオプションが1つあります。上に赤色で示したトランスコードプロファイルテンプレートオプションにより、トランスコードテンプレートのアップロードが可能になります。これを設定すると、トランスコードプロファイルをより下位レベルで操作し、より動的に制御できるようになります。これについて、下位レベルプロファイルの項で説明します。

下位レベルプロファイル

より下位レベルのトランスコードテンプレートをユーザーのトランスコードプロファイルにアップロードできます。このテンプレートはVelocityテンプレート形式です。また、Apache Velocityエンジンはフリーのオープンソーステンプレート作成エンジンです。Velocityにより、シンプルで強力なテンプレート言語を使用しJavaコードで定義されたオブジェクトを参照できます。100%純粋なJavaで記述されており、ユーザーアプリケーションに簡単に組み込めます。

注記:Velocityテンプレートの使用方法はこのガイドの対象範囲外です。より詳しい情報はvelocity.apache.org、およびAPIガイドのスクリプトの項をご覧ください。

Velocityテンプレートをアップロードすることにより、スーパーユーザーは下位層のトランスコーダーに対するダイレクトXMLリクエストAPIコールを作成できます。このテンプレートは上位層のメディアトランスコードプロファイルを迂回し、また、トランスコードアダプターも迂回します。これによる利点は次のとおりです。

• トランスコーダーに対するよりカスタマイズされたより下位レベルのAPIコールを作成できます

• テンプレートとスクリプトにより、コンテキスト内にある変数に基づいて動的にプロファイルを作成できます

• メディアトランスコードプロファイルの新規またはまだ使用できないAPIコールにアクセスできます

• Velocityテンプレートエンジンのコンテキスト内で次のオブジェクトが使用可能になります

• 名前が「document」のワークフローコンテキスト内にあるXMLドキュメント

• 「contentMetadata」 と呼ばれ、トランスコード中のアセットに属するメタデータインスタンスを表すXMLドキュメント。

Velocityテンプレート作成に関するより詳しい情報は、APIガイドをご覧ください。また、完全なVelocityテンプレートの例が付録に記載されています。

画像トランスコードプロファイル

注記:このテンプレートは文字列フィールおよびテキストフィールドのスクリプト値にのみ対応します。

プロパティ:

Table 3.
フィールド 説明
Icon プラグインアイコン
Supports Scripting この構成がスクリプトをサポートするかどうか
Scripting Context asset, job スクリプトのコンテキストからどのOoyala Flexオブジェクトを参照できるか

構成:

Table 4.
フィールド フィールドタイプ 必須 多重性 説明
ソース complex 1 ソース0に関する情報。
Asset Context string    
Image Format single-option   トランスコード対象のアセット画像形式。
Width integer   対象画像の横幅Resize ModeがFixed WidthまたはScaleの場合は無視されます。
Height integer   対象画像の縦幅Resize ModeがFixed HeightまたはScaleの場合は無視されます。
Width Scale double   Resize ModeがScaleの場合に画像の横幅に適用される倍率
Height Scale double   Resize ModeがScaleの場合に画像の縦幅に適用される倍率
サイズ変更モード single-option   サイズ変更モード

メディア検証プロファイル

:このテンプレートは文字列フィールおよびテキストフィールドのスクリプト値にのみ対応します。

プロパティ:

Table 5.
フィールド 説明
Icon プラグインアイコン
Supports Scripting この構成がスクリプトをサポートするかどうか
Scripting Context Asset, Job, Event スクリプトのコンテキストからどのOoyala Flexオブジェクトを参照できるか

構成:

Table 6.
フィールド フィールドタイプ 必須 多重性 説明
File complex   形式に関する情報。
File Bit Rate long    
Duration (uSec) long    
Stream Count integer    
Video Stream Count integer    
Audio Stream Count integer    
形式 validation-format    
Video Streams complex 0~1 ビデオストリーム情報。この情報を追加すると、オーディオストリームが最低1個必要になります。
Video Stream complex 0~1 特定ビデオストリームに関する情報
General Video Stream Information complex   ストリームに関する一般情報
Video Bit Rate long    
ビデオ言語 string    
Video Start Time Code string    
Video External Stream boolean 0~1  
ビデオコーデック validation-video-codec    
MPEG-2 Codec Context complex 0~* ストリームに関する一般情報
GOP Size integer    
GOP Sequence string    
I-Frame Only boolean 0~1  
Bit Rate Type validation-bit-rate-type    
VBV Buffer Size integer    
MPEG-2 Profile validation-mpeg-2-profile    
MPEG-2 Level validation-mpeg-2-level    
Frame Rate (fps) double    
Frame Width (px) integer    
Frame Height (px) integer    
Pixel Aspect Ratio(例: 4:3) string    
Interlace Format validation-interlace-format    
Pixel Format validation-pixel-format    
Standard validation-standard    
Telecine Format validation-telecine-format    
Audio Streams complex 0~1 オーディオストリーム情報。この情報を追加すると、オーディオストリームが最低1個必要になります。
Audio Stream complex 0~1 特定ビデオストリームに関する情報
General Audio Stream Information complex   ストリームに関する一般情報
Audio Bit Rate long    
Audio Language string    
Audio Start Time Code string    
Audio External Stream boolean 0~1  
音声コーデック validation-audio-codec    
Sample Rate (kHz) double    
チャンネル integer    
Bits Per Sample integer    
Internal Text Metadata complex 1 ファイルに含まれる属性メタデータ。
Number Of Fields integer   メタデータフィールド数。
Fields complex    
Abstract string    
Author string    
Copyright string    
説明 string    

画像検証プロファイル

注記:このテンプレートは文字列フィールとおよびテキストフィールドのスクリプト値にのみ対応します。

プロパティ:

Table 7.
フィールド 説明
Icon プラグインアイコン
Supports Scripting この構成がスクリプトをサポートするかどうか
Scripting Context Asset, Job, Event スクリプトのコンテキストからどのOoyala Flexオブジェクトを参照できるか

構成:

Table 8.
フィールド フィールドタイプ 必須 多重性 説明
Image Format single-option   画像のファイル形式。
File Size long   ファイルサイズ。例: 100、100..200、 100|200、 >100、 <200
Width integer   ピクセル単位の画像横幅。例: 800、 600..800、 600|800、 >600、 <800
Height integer   ピクセル単位の画像縦幅。例: 800、 600..800、 600|800、 >600、 <800
Display Aspect Ratio string   画像のアスペクト比。例: 16:9

この記事はお役にたちましたか?