Ooyala Flex 5.3.0リリースノート09-30-2016

概要

5.3.0リリースに関連してOoyala Flexに多くの変更が行われました。これらのリリースノートでは、各変更の詳細を説明します。以下のような変更が行われました: 新しいマイクロサービスベースのアーキテクチャMAMの導入、Java Appletアプリケーションの廃止と相当するHTML5アプリケーションの追加、サードパーティーアプリケーションとのさらなる統合、Configuration Managerの更新、新しいRESTエンドポイント。5.3.0リリースでOoyala Flexに追加されたこれらの要素により、機能が拡張され、製品の様々な箇所が改良され、また使いやすくなります。

必要なコンポーネントと更新

Core

  • マスター
  • ジョブノード
  • イベントサービス
  • インデックスElasticsearchサービス
  • 検索サービス
  • 承認サービス
  • 認証サービス
  • ストリームプロセッサーサービス
  • メタデータ更新サービス

モジュール

  • パブリッシュ
  • 転送
  • MAM
  • レビュアー(旧名スクリーナー)

Coreについての既知の問題

  • 無効にしたアクションがREST API呼び出しによってワークフロー定義にマッピングされる。
ユーザー定義オブジェクトがWeb Transferに表示されない
  • MioEnterpriseApiObjectsライブラリの「MioUserDefinedObjectList」を使用しなくなりました。代わりに、転送のcommonsにあるDTOを使用します。mioEnterpriseApiObjectsを使用するようになりました。JSのリファクタリングに起因する問題を修正しました。

新要素

アーキテクチャ

5.3.0ではアーキテクチャが変更され、マイクロサービスベースのアプローチをとるようになりました。マイクロサービベースのスアプローチとは、以下のようなことを意味します:

  • アーキテクチャが完全にコンテナ化されているため、固定のアーキテクチャがありません。
  • 各クライアントは任意の設定でコンテナを実行でき、またAzureやAmazon Webサービスなど任意のプロバイダーを用いてコンテナをホストできます。
  • クライアントは必要なサービスを選択できます。クライアントは、Ooyala Flex Core、MAMおよびWeb Transferのみなど、特定のOoyala Flexサービスのみを必要とする可能性があります。
  • 各コンテナは弾性的であり、そのサイズを増減させることができます。

各サービスの概要:

  • イベント:MongoDBとの間で行われるイベントの保持と取得を管理します。
  • インデックスElasticsearch:Elasticsearchを利用するインデックス構築サービスです。
  • 検索:Elasticsearchを利用するオブジェクト検索サービスです。
  • ID:結果セットのフィルタリングと認証に使用されるユーザー権限情報を提供します。
  • ストリームプロセッサー:トランスコード用のFFMPEG、フレームの正確なクリッピング、技術的なメタデータの抽出、MP4ファイルのステッチングをラップします。
  • メタデータ更新:一括メタデータ更新サービスです。
  • 認証:特定のユーザーが検索サービスでオブジェクト(アセット、グループ、コレクションなど)をクエリまたは検索する権限のチェックに必要なロジックを提供します。また、クエリされたオブジェクトに対して実行できるアクション(リスト、読み取り、作成、更新、削除)も提供します。
  • DIVArchive:DIVArchiveサービスは、アセットのアーカイブを目的としてDIVA Oracleシステムを統合するFlex外部リソースサービスです。これには、アーカイブ、復元、削除の各アクションが含まれます。
  • LMPP:このサービスは、大型のXMLマニフェストを多数の小さなXMLマニフェストに分解します。
  • メタデータマージ:このサービスは、更新されたメタデータ定義のメタデータインスタンスをすべてマージします。
  • 送信転送:このサービスは、アセットをリモートの場所にコピーする、外部コピーアクションで動作します。
  • パブリッシュ:パブリッシュサービスは、Ooyala Flexプラットフォームによってアセット(ビデオ、画像またはテキスト)、メタデータおよびHTML5プレイヤーをストリーミングに適したNASにパブリッシュするために使用されます。

アプリケーション

  • MAM:拡張UI、メタデータキュレーション、検索、ブラウザ内でのラフカット編集の機能を備えたメディアアセット管理ツールです。
  • Workflow Designer:既存のプロセスに基づいてワークフローを設計できるHTML5ベースのツールです。
  • Metadata Designer:アセットに付随するメタデータを設計できるHTML5ベースのツールです。
  • レビュアー:アップロードしたメディアアセットを共同でレビューできるツールです。
  • Configuration Manager:Ooyala Flex環境をリモートで構成できるスタンドアロンツールです。
  • Web Transfer:ファイルのアップロード、メタデータの入力、ワークフローのトリガーを行うアプリケーションです。
  • Admin:システムのログレベルを制御するために使用されます。本質的には、特定のコンポーネントを監視するシステム正常性チェッカーです。

Metadata Designer

  • 新しいユーザーインターフェース:Metadata Designerのユーザーインターフェースを一新し、見た目と使いやすさを向上させました。
  • HTML5:Metadata DesignerがJavaアプレットの代わりにHTML5を用いて動作するようになりました。これにより、読み込み速度が向上し、ほとんどのブラウザの最新バージョンで使用できるようになりました。
  • キー/値ペア:Metadata Designerで、メタデータスキーマにキー/値変数を追加できるようになりました。この新しいフィールドは、Metadata Designerのプリミティブセクションにあります。例: タレントを含むアセットに関連付けられたメタデータがある場合、役者とその役に対してキー/値フィールドを設けられます。これは、以下のようにMetadata Designerでメタデータ定義に含めることができます:

これは、指定された表示名とそれぞれの値としてコンソール内に表示されます。

Metadata Designerについての詳細は、5.3シリーズMetadata Designerガイドを参照してください

Workflow Designer

  • 新しいHTML5ユーザーインターフェース: Workflow DesignerがJavaアプレットの代わりにHTML5を用いて動作するようになりました。これにより、読み込み速度が向上し、ほとんどのブラウザの最新バージョンで使用できるようになりました。
  • 汎用アカウントプロパティ: Workflow DesignerのURLプロパティ解決に「%account」プレースホルダーを導入しました。つまり、1)%account.local.nativ.tv/workflowや2)npd.local.nativ.tv/workflow/a/%accountのように、既存のプロパティにおいてアカウントのホスト名を%accountで置き換えることができます。
Workflow Designerについての詳細は、5.3.0 Workflow Designerガイドを参照してください。

タイムコード変数へのアクセスに関する強化

変数は以下のような表示値を返します:10:00:00:00@25。新しいGroovyスクリプトSDKで変数にアクセスする場合:getValue()やsetValue()などにより、表示値(hh:mm:ss:ff@fr)を渡すことでフィールドにアクセスできます。

トランスコードコマンド:JSON形式のトランスコードプロファイルをサポート

トランスコードプロファイルをJSON形式で読み出す新しいフィールドをトランスコードプラグインに追加しました。これは以下のアクションプラグインで利用できます:

  • トランスコードコマンド
  • マルチプロファイルトランスコードコマンド
  • プロキシ作成コマンド
  • マルチプロファイルプロキシ作成コマンド
  • 画像トランスコードコマンド

Groovyクラスローダーのリセット手段を追加

tv.nativ.mio.enterprise.script.classloader.resetシステムプロパティを「true」に設定すると、それ以降スクリプトを実行した際、常にクラスローダーがリセットされます。

注記:消去後は「false」に戻ります。

トランスコードコマンド:JSON形式のトランスコードプロファイルをサポート

トランスコードプロファイルをJSON形式で読み出す新しいフィールドをトランスコードプラグインの設定セクションに追加しました。これは以下のアクションプラグインで利用できます:

  • トランスコードコマンド
  • マルチプロファイルトランスコードコマンド
  • プロキシ作成コマンド
  • マルチプロファイルプロキシ作成コマンド
  • 画像トランスコードコマンド

オブジェクトレベルで外部IDをサポート

Ooyala Flexで外部IDを使用できるようになりました。外部IDのサポートが導入された領域は以下の通りです:

  • UI変更:外部IDに対応するようConsoleのUIを変更しました。これには、IDにカーソルを合わせた際に表示されるポップアップなどが含まれます。このポップアップは、現在定義済みの外部IDを小さな表に一覧表示します。このポップアップによってエントリーを削除、追加、編集できます。

注記:サマリーパネルの右上にある編集オプションをクリックすることで、外部IDのキー/値ペアを編集することもできます。

  • REST API:REST APIで、以下のことができます:/objects/123456のような既存のオブジェクトリソースの追加、表示、編集、削除。/objects;vindiciaId=123のような外部IDによる特定オブジェクトの取得。/assets/123456/workflows/234567のような特定エンティティリソースへの読み取りアクセス。
  • 検索:Ooyala Flex ConsoleのUIで既存の外部IDを検索できます。たとえば「amazonObjectId:xyz-123」や「123」のようなクエリを実行できます。
  • アカウント単位の設定と制約:外部IDを作成する際に従わなければならないいくつかの規則があります。外部IDの値は、空白にできず、スペースを含んではなりません。同一のOoyala Flexオブジェクトに対して同じキーがすでに存在する場合、外部IDキーは使用できません。
  • Ooyala Flexオブジェクトのアカウントに{{tv.nativ.mio.externalid.keys}}というプロパティが定義されている場合、このプロパティは有効な外部IDキーのカンマ区切りリストとして扱われます。このプロパティが定義されている場合、外部IDが有効であるためにはこのリストに含まれている必要があります。

注記:外部IDをオブジェクトに設定した後に{{tv.nativ.mio.externalid.keys}}プロパティが変更された場合、無効な外部IDはオブジェクトに残ります。ただし、オブジェクトインスタンスで外部IDを変更または編集する際には、無効な外部IDを削除する必要があります。

注記:アカウント設定は、オブジェクトにアクセスしているユーザーのアカウントではなく、オブジェクトが属するアカウントから取得されます。

  • ユーザー外部参照フィールドの廃止:Ooyala Flexコンソールへの外部IDフィールドの導入に伴い、外部参照フィールドが削除されました。

注記:5.3.0にアップグレードする際に、既存の外部参照は外部IDに変換されます。例: 「externalReference」: 「3431」

FileCatalyst®の統合

Ooyala FlexがFileCatalystと統合され、Webアップローダーと併せてより速くアセットをアップロードできるようになりました。この統合を利用するには、FileCatalystの資格情報が必要です。

FileCatalystアップローダーを使用するにはいくつかの前提条件を考慮する必要があります。これらは以下の通りです:

  • 各ユーザーがFileCatalyst Transfer Agentと有効なライセンスを所持し、各自のローカルマシンにインストールしてあること。
  • 各ユーザーがOoyala FlexとFileCatalyst両方のユーザーアカウントを所持していること。
  • Ooyala Flexと共有されたFileCatalyst Serverの記憶場所を所持していること。つまり、Ooyala Flexがファイルを取り込むには、FileCatalystの各ユーザーはユーザー名にリンクされた記憶場所を所持している必要があり、その記憶場所はOoyala Flexと共有されている必要があります。

詳細については5.3.0 FileCatalyst統合ガイドを参照してください。

FileCatalystの制約

  • 複数のファイルを同時にアップロードしたい場合、ワークフローをトリガーするには、キュー内のすべてのファイルのアップロードが完了するまで待つ必要があります。FileCatalyst Transfer Agentが稼働している限り、ブラウザウィンドウを閉じてもアップロードはキャンセルされずバックグラウンドで実行され続けます。
  • 同じファイルを2つの異なるインボックスに同時にアップロードすることはできません。

DIVArchiveの統合

3つの新しいDIVArchiveアクションプラグインを作成してOoyala FlexをDIVArchiveと統合することで、アセットの保管とライフサイクルの管理がずっと楽になりました。これらのプラグインにより、アセットをアーカイブしたり、アーカイブからアセットを削除したり、設定したストレージにアセットを復元したりできます。

DIVArchiveの統合には、以下の新しいアクションプラグインの導入が含まれます:

  • DIVArchiveアクション:このプラグインにより、アップロードされたメディアアセットをアーカイブできます。このプラグインは「アーカイブ」のタイプに分類されます。

注記:DIVArchiveプラグインは「アーカイブ」のカテゴリーに分類されますが、DIVArchiveアクションは明確に異なるため、標準のOoyala Flexアーカイブアクションとは無関係です。

  • DIVArchive削除アクション:このプラグインにより、アーカイブされたメディアアセットを削除できます。このプラグインは新しいカテゴリー「アーカイブ削除」に分類されます。
  • DIVArchive復元アクション:このプラグインにより、アーカイブされたメディアアセットを復元できます。このプラグインは新しく作成されたタイプ「アーカイブ復元」に分類されます。

DIVArchiveの制約

子アセットは、親アセットとは別にアーカイブできます。ただし、これには制約があります。子アセットの復元は、以下の2つの方法のいずれかによってのみ行えます:

  • Ooyala Flex Consoleで子アセットに移動して復元オプションをクリックする。

注記:親アセットを通じて子アセットを復元することはできません。対象の子アセットに直接移動して復元を実行する必要があります。

  • ワークフロー定義が復元の際に親アセットの代わりに特定の子アセットを選択するよう設定する。このためには、アセットコンテキスト階層で子アセットを指定します。アセットコンテキスト階層についての詳細は、「作成コンテキスト」の副見出しの下にあるアセットガイドをご覧ください。
  • 部分復元はサポートしていません。

5.3.0 REST API

GETリクエストのためのコンテンツタイプヘッダー

5.3シリーズでは、GETリクエストを実行する際にコンテンツタイプヘッダー(application/vnd.nativ.mio.v1+json)を指定する必要がなくなりました。

外部IDエンドポイント

5.3.0のCore REST APIに新しいREST APIエンドポイントを追加しました。これらのエンドポイントの一部は特にMAMの機能をサポートし、一部はCoreにのみ関連します。以下に、作成されたエンドポイントとそれぞれに対して実行可能なリクエストを示します:

External IDに関連する以下のエンドポイントは、ユーザー定義オブジェクトタイプを含むOoyala Flexのすべてのオブジェクトタイプに対して追加されました。

例:REST APIでは、以下のGETリクエストを実行できます。このGETリクエストでは、特定グループの外部IDを取得できます。

/groups/{groupId}/externalIds/{key}

表 1. 外部IDエンドポイント
リソース エンドポイント メソッド
外部ID: /externalIds Get / Post
外部ID: /externalIds/{key} Get / Put / Delete

コピーエンドポイント

Ooyala Flexのすべてのオブジェクトタイプに対してコピーエンドポイントを追加しました。

以下のエンドポイントにより、REST APIを通じてオブジェクトをコピーできます。

REST APIを通じてオブジェクトをコピーする際には、以下の2つのフィールドに入力する必要があります:

  • 名前: オブジェクトのコピーの名前
  • 説明:任意入力の、オブジェクトのコピーの説明
表 2. コピーエンドポイント
リソース エンドポイント メソッド
アセット、メタデータ定義、ワークフロー定義などすべてのオブジェクトタイプ /copy Post

アセットエンドポイント

REST APIに、新しく導入されたMAMアプリケーションに関連するエンドポイントを多数追加しました。これにはアセット、コレクション、ウィザード、オブジェクトタイプに関連するREST APIエンドポイントが含まれます。

表 3. アセットエンドポイント
リソース エンドポイント メソッド
アセット: /mediaRegion Get / Post / Put
アセット: /placedMediaRegions Get / Post
アセット: /{placedMediaRegionId} Get / Put
アセット: /{assetId}/proxies Get
アセット: /assets/{assetId}/keyframes/{keyframeId} Get / Put /Post / Delete
コレクション: /collections Get / Post
コレクション: /collections/{collectionId} Get / Put / Delete
コレクション: /collections/{collectionId}/items Put / Get
コレクション: /collections/{collectionId}/comments Get / Post
コレクション: /collections/{collectionId}/comments/{commentId} Get / Put / Delete
コレクション: /collections/{collectionId}/followers Get
コレクション: /collections/{collectionId}/attachments Get / Post
コレクション: /collections/{collectionId}/attachments/{attachmentId} Get / Put
コレクション: /collections/{collectionId}history Get
コレクション: /collections/{collectionId}/references Get
コレクション: /collections/{collectionId}/metadata/{variableInstanceId}/comments Get / Post
コレクション: /collections/{collectionId}/subCollections Get
コレクション: /collections/{collectionId}/keyframe Post / Put / Delete
ウィザード: /wizards/instances Get
ウィザード: /objects/{id}/wizards/instances Get
オブジェクトタイプ: /objectTypes/objects Get
オブジェクトタイプ: /objectTypes/user Get
オブジェクトタイプ: /objectTypes/asset Get

MAM

MAMはユーザー中心型のCoreモジュール用メディアアセット管理アプリケーションです。インターフェースはユーザーが必要とする機能のみに重点を置いており、セキュアな検索、管理、メタデータ更新などに加え、Webブラウザから直接アセットのクリッピングやラフカット編集ができます。

MAMを使用して以下のことができます:

  • コンテンツへのセキュアなアクセス:Webブラウザからコンテンツに安全かつセキュアにアクセスできます。MAMには別のUIからアクセスします。
  • アセットのアップロード:転送モジュールでアセットをアップロードします。
  • 整理:アセットをコレクションとサブコレクションにグループ分けできます。
  • 共同作業:アセット内の様々なフレームに対してコメントを投稿することで、同僚と連携してアセットを取り扱うことができます。
  • メタデータの表示と編集:アセットに関連付けられたメタデータを表示し、メタデータフィールドで直接簡単に情報を編集できます。
  • 検索:基本検索および高度な検索機能を用いて既存のアセットとコレクションを検索できます。検索を実行した際、高度な検索パネルでは指定した検索条件に当てはまるアセット、コレクション、編集に検索結果が分割されます。
  • ナビゲート:画面上部のパンくずリストによって、コレクションディレクトリ内を簡単に移動できます。
  • アセットやコレクションへのタグ付け:タグは非常に便利なMAMの機能であり、アセットとコレクションの整理や分類などに役立ちます。
  • パブリッシュ:ワンクリックのパブリッシュアクションを用いて好きな宛先にアセットをパブリッシュできます。

MAMに関する既知の問題

  • アップロードUI:Flex MAMからのアップロード中、http転送リソースの可視性が反映されない。
  • Ooyala Flex ConsoleからMAMオブジェクトを作成しようとした場合にネットワークエラーが表示される。

MAMの制約

  • 画像アセットは現在サポートしていません。
  • オブジェクトモジュールはサポートしていません。
  • オーディオアセットのサポートは限られており、UIでの再生はできません。
  • ブラウザ内でクリップをコンフォームできません。1.0以降に予定。ワークフロータスク用のEDLエクスポートはサポートしています。
  • リリースでは基本的な全文検索のみサポートしています。
  • メタデータタスクのみサポートしています。
  • このリリースでは編集(ラフカット)は利用できません。
  • タグによる検索はサポートしていません。

MAMに関する詳細やプロキシの推奨については、MAMガイドを参照してください

レビュアー2.0

レビュアーアプリケーションのインターフェースが一新されました。使いやすさと見た目が向上しています。

レビュアーアプリケーションを使用して、インターネットに接続してさえいればいつでもどこでも、アップロード済みのアセットを迅速かつセキュアにレビュー、承認し、アセットに対するタイムコード付きコメントを送信できます。

新しいレビュアーのUIは、以下の点が改良されています:

  • セキュアなログイン:Webブラウザからアプリケーションにセキュアにログインできます。
  • ステータスカルーセル:レビューがステータス(新規、アクティブ、終了/期限切れ)ごとに分けられるようになりました。
  • 検索の改良:レビューをとても検索しやすくなりました。
  • タイムコード付きコメントを投稿可能に:アセット全体に対して、またはインポイントとアウトポイントを指定することでアセット視聴期間のフレームの特定範囲に対して、コメントを投稿できます。

レビュアーについての詳細はレビュアー2.0ガイドを参照してください

レビュアー2.0の制約

  • サブアカウントユーザーは、現在レビューセッションにアクセスしてアセットのレビューを行うことができません。

Configuration Manager 2.0

Ooyala Flex Configuration Managerは、Ooyala Flex環境をリモートで構成するスタンドアロンツールです。Ooyala Flex環境とは、ジョブ、インデックス、リソース管理など、実行中のOoyala Flexインスタンスです。環境は開発、品質保証、ユーザー受け入れテスト、ライブ制作に使用できます。

Configuration Manager 2.0のリリースに伴い、多くの改良や追加が行われました。これらは以下の通りです:

新たにサポートされるオブジェクト:

  • アカウント
  • サブアカウント
  • ユーザー
  • グループ
  • ロール
  • ワークスペース
  • プロファイル
  • プレイヤー定義
  • ユーザー定義オブジェクトタイプ

新コマンド

自動的にリポジトリをセットアップする新しいコマンドを追加しました。旧バージョンのConfiguration Managerでは、ファイル構造を作成することによって手動でリポジトリをセットアップする必要がありました。今後は、必要な情報とともに以下のコマンドを実行するだけです。

repository --defaultPath <絶対ディレクトリ> --defaultRepository <リポジトリ名>

リポジトリ内に環境構造をセットアップする新しいコマンドを追加しました。

<環境名> --endpoint <エンドポイント> --username <ユーザー名> --password <パスワード>

注記:上記2つのコマンドを使用せずに、従来通り手動でリポジトリをセットアップし手動で環境を構成することもできます。

ある環境から別の環境にアカウント、可視性および所有者をマッピングする新しいコマンドを追加しました。

{ "sourceUuid": <uuid> "targetUuid": <uuid> }

ある構成の依存関係をすべて一覧表示する新しいコマンドを追加しました。ユーザーがワークフローやアクションなどのオブジェクトをある環境から別の環境に移動させる場合、依存関係を考慮しなければならない場合があるため、このコマンドが有用です。例:

dependencies --environment target --uuid 1bd12345-d6e0-789d-bbd0-be1011a12fef

注記:すべての新コマンドは、各コマンドの説明とともにヘルプリストに追加されています。

変更点

リソースの実行規則式テキストボックスへの変更

リソース作成画面に、実行規則テキストボックスの表示/非表示を切り替えるための変更が行われました。これは、選択されたプラグインがプロセスリソースであるかどうかに関連しています。例:選択されたプラグインがプロセスリソースである場合には実行規則が表示され、IO容量リソースである場合には実行規則テキストボックスが非表示になります。

注記:実行規則テキストボックスはデフォルトでは非表示です。

ストレージリソースの設定

ストレージリソースの設定セクションにあるファイル詳細チェックフィールドは必須でなくなったため、このフィールドは今後デフォルトで折り畳まれます。

検索

ジョブとワークフローはIDでのみ検索できます。したがって、これらはグローバル検索では利用できません。

プラグイン

以下に、廃止された、または名前を変更されたプラグインのリストを示します。

名前を変更されたプラグイン

以下の名前を変更されたプラグインはすべて5.3シリーズで利用できます:

表 4. 名前を変更されたプラグイン
プラグイン 注記
Create VFS Placeholder Asset (VFS Placeholderアセット作成) このプラグインの名前から「VFS」を削除しました。
Default Decision Action (デフォルト決定アクション) 名前から「Default」を削除しました。
Default Script Action (デフォルトスクリプトアクション) このプラグインの名前を「Internal Script Action」(内部スクリプトアクション)に変更しました。
Ooyala HTTP Request Message Action (Ooyala HTTPリクエストメッセージアクション) このプラグインの名前を「Backlot Message Action」(Backlotメッセージアクション)に変更しました。
Scripted Decision Action (スクリプト決定アクション) このプラグインの名前を「Internal Scripted Decision Action」(内部スクリプト決定アクション)に変更しました。
Scripted Wait Action (スクリプト待機アクション) このプラグインの名前を「Internal Scripted Wait Action」(内部スクリプト待機アクション)に変更しました。
User Defined Object Rename Action (ユーザー定義オブジェクト名前変更アクション) このプラグインの名前を「ITV Rename Object」(ITV名前変更オブジェクト)に変更しました。
VFS Archive Action (VFSアーカイブアクション) このプラグインの名前から「VFS」を削除しました。
VFS Attachment Import (VFS添付ファイルインポート) このプラグインの名前から「VFS」を削除しました。
VFS Baton QC Action (VFS Baton QC アクション) このプラグインの名前から「VFS」を削除しました。
VFS Copy Action (VFSコピーアクション) このプラグインの名前から「VFS」を削除しました。
VFS Create Proxy Action (VFSプロキシ作成アクション) このプラグインの名前から「VFS」を削除しました。
VFS Delete Action (VFS削除アクション) このプラグインの名前から「VFS」を削除しました。
VFS ICR QC Action (VFS ICR QCアクション) このプラグインの名前から「VFS」を削除しました。
VFS Image Transcode Action (VFS画像トランスコードアクション) このプラグインの名前から「VFS」を削除しました。
VFS Loudness Analysis QC Action (VFSラウドネス解析QCアクション) このプラグインの名前から「VFS」を削除しました。
VFS Move Action (VFS移動アクション) このプラグインの名前から「VFS」を削除しました。
VFS Multiple Profile Create Proxy Action (VFSマルチプロファイルプロキシ作成アクション) このプラグインの名前から「VFS」を削除しました。
VFS Multiple Profile Transcode Action (VFSマルチプロファイルトランスコードアクション) このプラグインの名前から「VFS」を削除しました。
VFS Package Export Action (VFSパッケージエクスポートアクション) このプラグインの名前から「VFS」を削除しました。
VFS Publish Action (VFSパブリッシュアクション) このプラグインの名前から「VFS」を削除しました。
VFS Transcode Action (VFSトランスコードアクション) このプラグインの名前から「VFS」を削除しました。
VFS TV2 Publish Action (VFS TV2パブリッシュアクション) このプラグインの名前から「VFS」を削除しました。
VFS Vidchecker QC Action (VFS Vidchecker QCアクション) このプラグインの名前から「VFS」を削除しました。
Mio Http Transfer (Mio Http転送) このプラグインの名前を「HTTP Transfer」(HTTP転送)に変更しました。
Metadata Synchronise Task (メタデータ同期タスク) このプラグインの名前を「TV2 Metadata Synchronise Task」(TV2メタデータ同期タスク)に変更しました。
Timed Script (時間指定スクリプト) このプラグインの名前を「Timed Internal Script」(時間指定内部スクリプト)に変更しました。
Script Executor (スクリプトエグゼキューター) このプラグインの名前を「Internal Script Executor」(内部スクリプトエグゼキューター)に変更しました。

廃止されたプラグイン

以下のプラグインは5.3.0で廃止されました:

表 5. 廃止されたプラグイン
プラグイン 注記
Baton QC Action (Baton QCアクション) 5.3以降は利用できません。
Bulk Import System Action (一括システムインポートアクション) 5.3以降は利用できません。
Create Placeholder Asset (Placeholderアセット作成) 5.3以降は利用できません。
Default Archive Action (デフォルトアーカイブアクション) 5.3以降は利用できません。
Default Copy Action (デフォルトコピーアクション) 5.3以降は利用できません。
Default Create Proxy Action (デフォルトプロキシ作成アクション) 5.3以降は利用できません。
Default Delete Action (デフォルト削除アクション) 5.3以降は利用できません。
Default Move Action (デフォルト移動アクション) 5.3以降は利用できません。
Default Publish Action (デフォルトパブリッシュアクション) 5.3以降は利用できません。
Default Re-publish Action (デフォルト再パブリッシュアクション) 5.3以降は利用できません。
Default Rename Action (デフォルト名前変更アクション) 5.3以降は利用できません。
Default Transcode Action (デフォルトトランスコードアクション) 5.3以降は利用できません。
Default UnPublish Action (デフォルトパブリッシュ解除アクション) 5.3以降は利用できません。
File Asset Import Action (ファイルアセットインポートアクション) 5.3以降は利用できません。
ICR QC Action (ICR QCアクション) 5.3以降は利用できません。
Image Transcode Action (画像トランスコードアクション) 5.3以降は利用できません。
Import Attachment (添付ファイルインポート) 5.3以降は利用できません。
Loudness Analysis QC Action (ラウドネス解析QCアクション) 5.3以降は利用できません。
Matrox Export Action (Matroxエクスポートアクション) 5.3以降は利用できません。
Multiple Profile Create Proxy Action (マルチプロファイルプロキシ作成アクション) 5.3以降は利用できません。
Multiple Profile Transcode Action (マルチプロファイルトランスコードアクション) 5.3以降は利用できません。
Omneon Export Action (Omneonエクスポートアクション) 5.3以降は利用できません。
Package Export Action (パッケージエクスポートアクション) 5.3以降は利用できません。
Process Ingest Action (プロセス取り込みアクション) 5.3以降は利用できません。
TV2 Publish Action (TV2パブリッシュアクション) 5.3以降は利用できません。
Update Metadata Action (メタデータ更新アクション) 5.3以降は利用できません。
Vidchecker QC Action (Vidchecker QCアクション) 5.3以降は利用できません。
Workflow Ingest Action (ワークフロー取り込みアクション) 5.3以降は利用できません。
FTP Transfer (FTP転送) 5.3以降は利用できません。
Inbox (インボックス) 5.3以降は利用できません。
QC Resource (QCリソース) 5.3以降は利用できません。
Shared Folder (共有フォルダー) 5.3以降は利用できません。
Storage Resource (ストレージリソース) 5.3以降は利用できません。
Transcode Resource (トランスコードリソース) 5.3以降は利用できません。
Vantage Workflow Resource (Vantageワークフローリソース) 5.3以降は利用できません。
Group Wizard Task (グループウィザードタスク) 5.3以降は利用できません。

削除された機能と置き換えられた機能

デスクトップ転送エージェント

Ooyala Flexは転送エージェントのサポートを終了しました。5.3.0以降は、Webアップローダーのみをサポートします。

Javaアプレットのサポート

Javaアプレットを利用するWorkflow DesignerおよびMetadata Designerのバージョンはサポートされなくなりました。これらは相当するHTML5アプリケーションで置き換えられました。これにより、これらのアプリケーションの読み込みが格段に速くなります。

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