全般構成

Ooyala Flexのほとんどのものはオブジェクトです。そのため、Ooyala Flexを構成するには、設定セクションとアクセスセクションで各種オブジェクトタイプを作成、編集、および構成する必要があります。Ooyala Flexの構成画面は、オブジェクトタイプごとにサブセクションに分割されています。これらのサブセクションは、設定セクションまたはアクセスセクションのどちらかの下にあります。

また、Ooyala Flexがきめ細かいアクセスコントロールをサポートしていることは、読者に再認識させるだけの価値があります。つまり、利用可能な構成サブセクションは、ロールおよびロールに関連付けられた権限に依存しています。

構成プロパティ

Ooyala Flexオブジェクトの作成および構成時に利用可能なアクションとプロパティは、オブジェクトタイプによって異なります。たとえば、リソースオブジェクトタイプなど、開始と停止が可能なオブジェクトタイプもあります。可能ではないオブジェクトタイプもあります。Ooyala Flexユーザーガイドの各オブジェクトページには、オブジェクトタイプごとにサポートされるアクションとプロパティを示す要約表が記載されています。

オブジェクトのコピー

一部のオブジェクトはコピーをサポートしています。オブジェクトをコピーすると、元のオブジェクトのプロパティをすべて複製する新しいオブジェクトが作成されます。その後、スーパーユーザーはオブジェクトの新しい名前の入力を求められます。既存のオブジェクトのプロパティに基づいて新しいオブジェクトを作成する際に、コピーは非常に便利で時間の節約にもなります。

1) オブジェクトをコピーするには、たとえばアクションなど、コピーするオブジェクトに関連するオブジェクトの詳細セクションに移動します。

2) オブジェクトの設定ビューで、コピーアイコンをクリックします。

3) コピーセクションで、コピーの名前のほか、特定のオブジェクトタイプに適用できる詳細を入力します。

4) 保存ボタンをクリックして終了します。

5) コピーされたオブジェクトは、作成当初は無効になります。このため、オブジェクトの使用を開始するには、まず有効にする必要があります。

オブジェクトのエクスポートとインポート

アクセスセクションおよび設定セクションにあるオブジェクトタイプの多くは、XML形式でエクスポートおよびインポートすることができます。スーパーユーザーがOoyala Flex環境間で構成をコピーする際に、この機能は非常に便利です。

1) オブジェクトをエクスポートするには、オブジェクトの設定ビューにあるエクスポートアイコンをクリックします。

その後、スーパーユーザーの場合は、Webブラウザによってローカルコンピューターへのオブジェクトデータのダウンロードが開始されます。

エクスポートされたオブジェクトファイルのコンテンツの例を以下に示します。

オブジェクトのインポート

1) オブジェクトをインポートするには、固定リストビューにあるインポートアイコンをクリックします。

2) インポートセクションで、ファイルの選択ボタンをクリックします。

3) ファイルを選択したら、アップロードをクリックします。

別のアカウントからオブジェクトをインポートする際に、場合によっては変更が必要になる3つのパラメーターがあります。それらを以下に示します。

所有者

アカウント

アクセス権付与

拡張構成

一部のオブジェクトタイプは、追加の構成タブで拡張構成をサポートしています。このタブでは、スーパーユーザーが詳細な構成情報をカスタムフォームで入力することができます。一部の構成画面内には、オプションのフィールド(またはセクション全体)がいくつかあります。これらは、+記号をクリックすると利用可能になります。これらの構成アイテムを後で削除する場合には、-記号をクリックします。その後、オプションおよび関連付けられた値が削除されます。

スクリプト

拡張構成フィールドに値を追加できる場合、スーパーユーザーは固定値またはスクリプトを追加することができます。スクリプトは、ランタイム時に評価されて出力値を生成するコードのフラグメントです。スクリプトは、Ooyala Flexの動作にさらにインテリジェンスを追加し、より動的な方法でプラットフォームを詳細にカスタマイズする機能を提供するため、非常に役に立つツールです。

以下のスクリーンショットは、スクリプトがフィールドに挿入された状態の構成タブを示しています。

プラグイン

一部のオブジェクトタイプはプラグインをサポートしています。プラグインは、特定の機能を実装するOoyala FlexのAPIに対して開発されたコードの機能です。プラグインにより、開発者はOoyala Flexの機能を拡張することができます。プラグインをサポートしているオブジェクトタイプの例を次に示します。

アクション

時間指定アクション

リソース

イベントハンドラー

クォータ

オブジェクトタイプがプラグインをサポートしている場合、このタイプの新しいオブジェクトの作成すると、スーパーユーザーは特定のプラグインタイプを選択するよう求められます。プラグインが構成可能な場合、プラグインのプロパティを構成できる拡張構成タブがスーパーユーザーに表示されます。

以下のスクリーンショットは、新規アクションの作成時にプラグインが選択されていることを示しています。

1) 新規アクションを作成し、プラグインドロップダウンからプラグインを選択します。

2) 作成した後、さらにスーパーユーザーは拡張構成タブを使用して、このプラグインのプロパティを詳細に構成することができます。

注記:このテーマの詳細については、APIガイドおよびプラグインガイドを参照することをお勧めします。

オブジェクトとメタデータ

一部のオブジェクトタイプはメタデータスキーマをサポートしています。スキーマは、データフィールドをオブジェクトタイプに関連付けるために使用されます。つまり、新しいオブジェクトが作成されると、Ooyala Flexはそのオブジェクトの新しいスキーマインスタンスを自動的に作成します。

バリアント

一部のオブジェクトタイプを使用すると、「バリアント」を定義できます。バリアントは、ユーザーによって定義された既存のオブジェクトタイプのより具体的なタイプです。たとえば、Ooyala Flexでは、アセットオブジェクトタイプをサポートしています。このことは、Ooyala Flexではアセットを作成、更新、および検索できることを意味します。しかし、アセットと似ているがより具体的なオブジェクトタイプを新しく作成したいとしたらどうでしょう。より具体的なタイプに異なるデータフィールドを割り当てたいとしたらどうでしょう。あるいは、単なるアセットのタイプだがより具体的なデータフィールドを持つ「ビデオ」と呼ばれるタイプを作成したい場合もあります。このような場合、バリアントを作成します。バリアントを作成する際には、以下の操作を実行します。

1) バリアントの基準とするOoyala Flexオブジェクトタイプ(アセットなど)を選択します

2) バリアントに名前(ビデオなど)を付けます

3) ビデオのプロパティを説明するためにオプションでメタデータスキーマを指定します

これで、新しいアセットを作成するたびに、ビデオの概念に特有の独自のメタデータスキーマで構成されるビデオタイプのアセットを作成することができます。

バリアントまたはバリアントをサポートするオブジェクトタイプのみを作成することができます。

新しいビデオバリアントを作成したら、新しいバリアントを作成することができます。また、ビデオタイプのオブジェクトで検索することもできます。

次のオブジェクトタイプはバリアントをサポートしています。

メディアアセット

グループアセット

画像アセット

ユーザー

グループ

サブアカウント

ワークスペース

注記:ユーザーによって作成されるオブジェクトタイプではなく、既存のOoyala Flexオブジェクトタイプだけから、バリアントを作成することができます。

デフォルトバリアント

1つのオブジェクトタイプに複数のバリアントを作成することができます。このため、オブジェクトタイプのデフォルトバリアントを指定することもできます。つまり、オブジェクトの作成時にバリアントが明示的に選択されない場合、ユーザーに対してデフォルトバリアントが選択されます。

バリアントとスキーマ

バリアントは複数のスキーマをサポートすることができます。つまり、バリアントをサポートするオブジェクトの新しいインスタンスを作成するときに、バリアントを選択するだけでなく、適用するスキーマも選択します。バリアントには常に1つのデフォルトスキーマがあります。明確にスキーマを選択せずに新しいバリアントを作成すると、デフォルトが割り当てられます。

バリアントとメタデータ

構成しているオブジェクトタイプがバリアントをサポートしており、アカウントでこのオブジェクトタイプにバリアントが設定されている場合、次のオプションが適用されます。

• このタイプの新しいオブジェクトを作成するときに、以下のような特定のバリアントとメタデータスキーマの選択を求められます。

• オブジェクトプロパティを編集するときに、以下のようなメタデータサブタブが表示されます。

• オブジェクトプロパティを編集するときに、現在のバリアントとスキーマを変更することができます。

承認

一部のオブジェクトは承認の概念をサポートしています。オブジェクトはユーザーによって承認されると、承認済みに設定され、承認済みイベントがトリガーされます。オブジェクトを承認するときに、オプションでコメントを追加することができます。このコメントは、各オブジェクトで保存されたコメントに保存されます。逆に、承認をサポートするオブジェクトは未承認もサポートすることができます。オブジェクトを未承認にするときに、オプションでコメントを追加することができます。

注記:承認機能が利用可能になるのは、関連する権限がユーザーのロールで有効になっている場合のみです。

ロック

一部のオブジェクトタイプはロックをサポートしています。つまり、あるオブジェクトに対して同時に1つの更新しか行うことができません。状況によっては、このことが極めて重要になる場合があります。たとえば、あるジョブがアセットオブジェクトを別のロケーションに移動する場合、別のジョブが同じアセットオブジェクトに対して同じ移動を実行できるようにすることは賢明ではありません。このようにすると、予期できない結果になり、システムが不安定になる恐れがあります。

Ooyala Flexでサポートされるロックタイプを次に示します。

排他:排他ロック。ステートメントでデータを変更する際に、そのトランザクションは、他のトランザクションが同じデータにアクセスできないように、そのデータに対して排他ロックを保持します。このロックは、ロックを保持するトランザクションがコミットまたはロールバックを発行するまで解除されません。

共有:共有ロックが存在するのは、2つのトランザクションが読み取りアクセスを許可されている場合です。一方のトランザクションがデータに対して共有ロックを取得している状態で、もう一方のトランザクションも同じデータを要求すると共有ロックが与えられます。両方のトランザクションは読み取り専用モードであり、共有ロックが解除されるまでデータの更新は許可されません。

注記:ロックは、ロックサービスを通じてOoyala Flexで管理されます。

 

ロック情報

一部のオブジェクトタイプはロックをサポートしています。つまり、それらのアクセス方法および更新方法はOoyala Flexによって制御することができます。確認中のオブジェクトがロックをサポートしている場合、ロックフィールドが表示されます。オブジェクトがロックされている場合、このオブジェクトをロックしている他のオブジェクトに関する情報を調べることができます。

オブジェクトがロックされると、ロック記号が表示されます。

注記:特定のオブジェクトはロックをサポートしていますが、それ以外のオブジェクトはサポートしていません。上記では例としてアセットを使用しています。

オブジェクトがロックされている間、記号をロールオーバーすると、そのオブジェクトをロックしているオブジェクトを確認することができます。ロック所有者フィールドには、ロックしているオブジェクトのオブジェクトIDが表示されます。このフィールドをクリックすると、ロック所有者に関連する詳細ビューが表示されます。

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