Quota(クォータ)

クォータはOoyala Flexのアクセスコントロールの中で最も高度な要素の1つかもしれません。クォータはリソースに対するユーザーアクセスの程度を定義します。リソースの項で述べられているように、リソースは、メディアの保存、転送、および処理のためにOoyala Flexで使用される外部サービスです。いかなるOoyala Flexの利用場面でも、リソースには限りがあり、ライセンス付与および実行にはコストがかかります。そのため、誰がどのリソースにアクセスでき、そのリソースを使って何ができるのかについて、ルールを設けることが重要です。そして、それがクォータの役割です。

たとえば、Ooyala Flexの特定アカウントまたはユーザーが業務時間外にトランスコードリソースにアクセスでき、最大で5個のジョブのみを同時実行できるように、スーパーユーザーが設定するとします。このルールの設定は、クォータの設定によって行うことができます。

リソースはOoyala Flexオブジェクトの1種で、すでにアカウントごとに閲覧できるようになっています。そのため、各アカウントおよびサブアカウントがアクセス可能なリソースをすでに安全に仕分けできるようになっています。しかしながら、アクセスおよびユーザーとアカウント間の安全なリソース共有方法に関するより粒度の高いルールを、クォータによって簡単に設定できます。

Ooyala Flexの通常のインスタンスは、クォータタイプごとにデフォルトクォータを持ちます。このデフォルトプラグインは、非常に細かい設定が可能で、さまざまなシナリオに対応できます。デフォルトクォータが必要な機能に未対応の場合は、より機能に特化したクォータプラグインを利用できます。クォータフレームワークはOoyala FlexのAPIの一部です。

グローバルクォータ

「グローバルクォータ」というクォータを設定できます。これは、その制限がアカウントに関連付けられていないことを意味します。制限が単にリソース自体に関連付けられていることを表します。

クォータのステート

クォータが存在するとき、次の3種類のうちの1個のステートを持ちます。

Under Limit(制限内):クォータの通常限度内にあり、いかなる制限の逸脱も起きていない状態です。

ソフト制限逸脱:クォータのソフト制限逸脱状態です。

ハード制限逸脱:クォータのハード制限逸脱状態です(この時点でリソースが使用できない)。

クォータタイムアウト

各クォータにはタイムアウト期間があります。クォータの何らかの制限逸脱状態になると、クォータソフト制限逸脱イベントまたはクォータハード制限逸脱イベントが発生します。タイムアウトは、別イベント送信までの待機時間の決定に使用されます。

Quotaを作成する

1) ツールバー上で、新規作成オプションをクリックし、ドロップダウンからクォータを選択します。

2) クォータを新規作成...セクションで、新しいクォータの詳細を指定します。

3) 名前フィールドに名前を指定します。

4) 説明フィールドに説明をオプションで入力します。

5) プラグインドロップダウンから、プラグインを選択します。例として、転送バイト数を時間で制限するクォータを作成します。

6) クォータドロップダウンから、クォータを設定したい対象アカウントまたはサブアカウントを選択します。

7) タイムアウトドロップダウンから、タイムアウト期間を選択します。例:15分

8) クォータリソースフィールドで、リソースを選択します(例:HTTP転送) 。

9) クォータの詳細指定が終了したら、保存をクリックして確定します。

10) 次に構成のサブタブをクリックした後、編集リンクをクリックしてクォータの構成の詳細を指定します。

11) クォータに関する構成の詳細を指定します。

12) ソフト制限フィールド内で、ソフト制限を指定します。

13) ハード制限フィールド内で、ハード制限を指定します。

14) 期間フィールド内で、期間を指定します。

15) 期間フィールド内で、時間単位を選択します(例: ) 。

16) クォータの設定が終了したら、保存をクリックして確定します。

クォータ詳細確認

クォータの詳細と状態を確認するには、アクセスタブをクリックし、ツールバー上でクォータをクリックします。

クォータ詳細

クォータ設定セクションで全クォータとその現在の状態のリストを確認できます(例: 制限内、ソフト制限逸脱、ハード制限逸脱)。各行の色により状態が示されます。オレンジはソフト制限逸脱を表します。はハード制限逸脱を表します。

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