視聴者デバイスに権限を紐付ける

アセットを保護して、デバイス登録APIとRights Lockerを使用してあらゆる利益を認識できることを確実にするために、 視聴者の購入権限を視聴者の デバイスにプログラムで紐付けすることができます。この 権限付与により、顧客が購入していないコンテンツへアクセスすることを妨ぐことができます。

デバイス制限とデバイスの紐付けの関係

互いに作用するデバイスやデバイスの紐付けに関連した異なる制限がいくつかあります。

  • デバイス登録APIで、登録デバイスを管理する ためのユーザーまたはカスタマーサポートのためのポータルを構築できます。重要なパラメーターはdevice_limitで、各視聴者が登録できるデバイス数に上限を表します。この設定は、プロバイダーレベルで、 複数の視聴者が同じアカウントを共有するのを防ぎます。
  • Rights Lockerには、権限付与を通じてコンテンツに対して視聴者のデバイスを"紐付け"たり、 関連付けることのできる機能があります。重要なパラメーターは紐付けられたデバイス数の許容範囲です。num_devices_to_bind.この設定は視聴者レベルです。たとえば、視聴者がビデオを購入した後、視聴者が購入ビデオを特定のデバイスで視聴し 始めると、ビデオはそのデバイスでの視聴に制限されます。

デバイス登録 device_limitの制限内であれば、好きなだけデバイスを紐付けることができます。

このような制限を以下に図解で示しています。

  • 左側("A")は通常の関係性です。紐付けるデバイス数は全体のデバイス制限の一部です。
  • 右側 ("B") のような場合がありますが、この事態を防ぐようにしてください。

    デバイスに紐付けした権限を作成すると、Ooyalaはプロバイダーごとのデバイス上限数に対して、紐付け可能なデバイス数を確認しません。 これは、パフォーマンスのスピードと関心の分離の為です。もっと論理的に言うと、デバイスに紐付けられた権限は、お使いのサイトでのチェックアウトまたは購入処理の一部となります。 Ooyalaは権限の作成を簡単にチェックアウトで行いますが、上記にあるような"ケースB" の事態にならないようにするのはお客様次第です。なぜなら、視聴者は、"ケースB" では再生時間中にアセットへのアクセスへの承認を拒否されることになります。

ですから、デバイスの登録ポータルとチェックアウト部分の設計時には、"ケース B"のような事態を避けるために、視聴者のデバイスの数を継続して記録しておく必要があります。

デバイスに紐付けた権限の作成

権限の作成を行う際、Rights Locker APIリファレンスで説明され、 以下に強調されているように、アセットもしくはラベルのリクエストボディに num_devices_to_bindを含めてください。

        
{
 “assets” : 	[
     { “content_id” : “an_embed_code”,
       “publishing_rule_id” : “publishing_rule_id”,
	   “external_product_id” : “your_product_id”,
       “start_time” : YYYYMMDD,
       “end_time” : YYYYMMDD,
       "num_devices_to_bind" = upper limit number of devices to bind to content 
     },
     { “content_id” : “another_embed_code”,
          .
          .
          .                        
          },
     .
     . 
     .
     ],
 “labels” :	[
     { “content_id” : “a_label_id”,
       “publishing_rule_id” : “publishing_rule”,
	   “external_product_id” : “your_product_id”,
       “start_time” : YYYYMMDD,
       “end_time” : YYYYMMDD
       "num_devices_to_bind" = upper limit number of devices to bind to content
     },
     { “content_id” : “another_label_id”,
          .
          .
          .                        
          },
     .
     . 
     .
     ]
}
   
Note: Ooyalaはデバイスに紐付けた権限の作成をラベルではなくアセットのみに勧めています。ラベルを基本にしたデバイス紐付けの権限は、視聴者がラベルにあるすべてのアセットに同じ デバイスでのみアクセスしなければならないことを意味し、ユーザー経験を損ないます。

権限の num_devices_to_bindの編集:新しい権限の作成

既存の権限のnum_devices_to_bindの 値は変更できません。

その代わり、古い権限を削除し、お望みのnum_devices_to_bind値 で新しい権限を作成してください。

デバイス登録の基本のワークフローと紐付け

次の使用例はデバイスの紐付けの基本パターンを示しています。(デバイス登録APIで説明されて いる通り、実際のデバイス登録は自動です。明示的なリクエストをする必要はありません)。
Note: このワークフローには、 デバイス登録ポータルまたはチェックアウト処理との間で必要なやり取りが含まれていません。
  1. 視聴者は単一デバイスの動画を購入します。
  2. 視聴者にnum_devices_to_bind = 1を含む権限を作成します。
  3. 視聴者は iPhoneで動画を視聴し始めました。
  4. プレイヤーのアプリケーションが、Ooyala サービスにプレイヤー承認APIを使用して承認をリクエストします。
  5. Ooyalaサービスは、シングルユーズの権限がまだ使われていないと判断し、権限にiPhoneを登録します。
  6. 視聴者は同じ動画をノートPCで視聴しようとしました。
  7. プレイヤーのアプリケーションはプレイヤー承認APIを使って承認リクエストをしました。
  8. Ooyalaサービスはシングルユーズの権限が既に使用されたと判断し、再生は認証されません

考慮すべき挙動

デバイスの紐付けの基本的な挙動と、プログラム的な行動を含む、考慮すべき”窮地の事態”について以下に解説しました。
  • コンテンツ:視聴者には2つの権限があります。
    1. 単一デバイスへのアクセスを制限するアセットを基本にした権限
    2. ラベルを基本にした権限((1)で視聴者レベルのデバイス制限を使ったアセットを含みます)
    視聴者はすでに(2)のデバイスを登録しています。

    挙動または結果:視聴者は同じデバイスでアセットを視聴し始める時、再生が承認されますが、Ooyalaは 権限(1)に対してデバイスを再登録することはしません。

  • 背景:視聴者には2つの権限があります。
    1. 単一デバイスへのアクセスに制限するアセットを基本にした権限
    2. ラベルを基本した権限((1)で視聴者レベルのデバイス制限を使ったアセットを含みます)

    視聴者は、どちらの権限も紐付けられていない新しい異なるデバイスを使っています。

    挙動または結果:Ooyalaは、ランダムに1つまたはどちらか1つだけの権限に新しいデバイスに紐付けます。

  • 背景:ラベルに基づき作成された単一デバイスへの権限

    挙動または結果:この制限は視聴者に対して、該当ラベル内のすべての アセットを同じデバイスで視聴することを求めるため、この使用法では視聴体験が 損なわれるので、お勧めできません。

  • 背景:2つの異なる単一デバイス権限に対して同じ動画を購入

    視聴者は単一デバイス動画を購入し、T-boxで見ます。この 動画を携帯でも見たくて、同じ動画をもう一度購入します。

    アクション:最初の購入により、 num_devices_to_bind = 1となります。2度目の購入では、 視聴者の既存の権限を増やさなければいけません。まず、既存の権限を 削除し、num_devices_to_bind = 2で 新しい権限を作成してください。これは、前書きで説明 したように、視聴者が1つの権限に対していくつデバイスを登録できるかを追跡しなければ ならないことを指します。

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